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サン・クロレラの取り組みや
サポートするアスリートたちのTOPICS。

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Vol.33
一人だけど、独りじゃない。
B1リーグへの復帰をめざす小川京介の闘いを支えているもの。

小川京介
バスケットボールプレーヤー

2021/06/08

長期化するコロナ禍の影響はスポーツ界にも及んでいる。とりわけリーグ戦の中止や無観客開催を余儀なくされたことで経営面の課題を抱えるチームも多く、そうした影響を受け、苦境に立たされているアスリートも少なくない。
今回取り上げる小川京介選手も、そのひとりだ。小川選手は、西宮STORKS、佐賀BALLOONERSなどで活躍してきたプロバスケットボール選手。このコロナ禍のなか、契約満了に伴い所属チームを失った。今年3月からはTeam Sun Chlorellaの一員となり、現在はサン・クロレラ所属選手として、Bリーグ1部への復帰をめざしている。復帰に向けた体調管理やトレーニング環境など、いまの率直な心境を聞いた。

京の字をその名に抱く、小川京介をめぐる京都の縁。

北海道出身の27歳。札幌市の東隣に位置する江別市で生まれ育った小川京介選手は、地元の中学でバスケ部の顧問をしていた父の影響でバスケットボールを始めた。その父も大学まではバスケットボールプレーヤーだった。幼き小川少年のなかで、いつしかプロの舞台で活躍する選手になることが夢となった。もしかしたら父の夢でもあるのかもしれない。

順天堂大学を卒業した小川京介選手は、トライアウトを経て西宮STORKSの練習生としてBリーグデビューを果たすと、山形WYVERNS、佐賀BALLOONERSなどで、精度の高いシュートとタフなディフェンスが魅力的なポイントガードとして活躍してきた。しかし佐賀BALLOONERSでの契約が満了。所属チームがない状況下で、孤独な苦闘が続いていた。
サン・クロレラとの出会いはそうしたなかで、導かれるようにして訪れる。
佐賀での住まいを引き払い、いったん北海道の実家へ戻る決意をした小川選手。さほど多くない荷物を車に積み込み、フェリーを乗り継いでの旅の道中、立ち寄った京都で運命的な出会いを果たすことになるのだった。

小川選手「たまたま京都ハンナリーズの練習に参加できるというお話があったので、チャンスかもしれないと思い、参加したのがすべての始まりでした。その時はまさか京都に居を構えて練習に取り組むことになるとは考えていませんでした」

残念ながらハンナリーズもすでに契約選手で枠がいっぱいだったため、そこで即契約とはならなかった。だが、手応えは感じた。ケガなどによって欠員出た場合に自分が呼ばれるかもしれない。そう考えた小川選手は、京都で練習を続けることに決めたのだった。

そこへ、京都ハンナリーズの選手で3 on 3バスケのチーム・KYOTO BBにも所属している永吉佑也選手を通じて、KYOTO BBのオーナーである紅谷裕司氏を紹介される。紅谷氏は兼ねてからスポーツ選手のサポート活動をしていたこともあり、自身のチームのために新しく作ったばかりのホームコート「BACKDOOR BASE」を小川選手の練習環境として提供することを申し出た。また練習場には元京都ハンナリーズの村上直選手もときどき練習を見に来てくれたのだという。
さらに縁は、繋がる。KYOTO BBのスポンサーであるサン・クロレラがコンディション・マネジメントのサポートとして「サン・クロレラA粒」を提供。さらにTeam Sun Chlorellaの一員となり、現在はサン・クロレラ所属選手としてBリーグ1部への復帰をめざしているのだ。

小川選手「京都は縁の街だと教わりましたが、本当にいろんな縁が繋がり、たくさんの人から、さまざまなサポートをいただいています。このご縁、このご恩のためにも、自分にできることは一日も早く結果で応えること。それを肝に命じて、日々トレーニングに取り組んでいます」

世界全体が逆境のいま、自分の挑戦が勇気を与えられたら。

さまざまな縁に助けられ、練習環境にも恵まれた。とはいえ、所属チームがないため、現在のトレーニングメニューは基本的に個人練習が中心にはなってしまう。他の選手はチーム練習を繰り返し、年間60試合をこなしている。そうした経験値の差は否めないだろう。しかし小川選手は悲観していない。

小川選手「不安はもちろんありますよ。でもいつか将来『あのとき少し遠回りをしたことが、むしろ良かった』と自分自身が思えるよう、この時間を意味のあるものにすることに集中しています」

自身の武器であるシュートスキルを磨き、身体の強さをより高めるため自分の特徴でもある下半身を強化するトレーニングを続けている。また時間があればさまざまな試合の動画を見ながら、「自分ならこうする」とシミュレーションを繰り返す。とりわけ自身と同じポジションであるポイントガードの選手の動きだけをずっと追いかけることで、戦術の理解や分析をすることでイメージトレーニングを行い、自分に足りない部分や海外の一流選手のムーヴを研究しているのだという。

小川選手「チーム練習や試合、遠征などがないぶん個人の時間があるので、逆にそれをメリットだと捉えて、トッププレーヤーの動画を見ながらバスケット偏差値を高めています。これはいまだからできることだと思います」

所属チームがなく個人で練習を続けていくうえで、もうひとつ大きくのしかかる課題がある。それは体調管理だ。プロチームにはチームドクターや栄養士がついているが、個人にはそのサポートがない。しかし小川選手は、もともと自分で栄養管理や食事を工夫することが好きな、いわゆる栄養マニア。それについては苦にならないという。

小川選手「佐賀に在籍していたときはサッカーの長友選手が著書で提唱されていた『ファットアダプト食事法』を取り入れてみたり、胃腸が弱いのでヴィーガンチャレンジをしてみたり、自分なりにいろいろ探っていました。それに、いまはサン・クロレラさんからサポートいただいているので、『サン・クロレラA粒』を朝と夜に必ず飲んでいます。おかげでコンディションも整い、身体の調子がとても良いんです。自然由来のナチュラルな素材で作られているうえ、他のサプリと違ってビタミンやミネラルなどバランスよく摂れるので、チームのないぼくにとってはかなり助かっていますね」

バスケットボール選手でTeam Sun Chlorellaの一員といえばNBAで活躍する渡邊雄太選手がいる。渡邊雄太選手もメンフィス・グリズリーズとの契約が満了したあと、しばらくチームが決まらず個人で練習している時期があった。小川選手はそんな渡邊雄太選手の記事を読み、自身の境遇と重ねた。そしてその後トロント・ラプターズとの正契約を勝ち取り、華々しく活躍する彼の姿を見て、勇気付けられたという。

小川選手「憧れのラプターズで活躍する日本人プレイヤーである渡邊雄太選手と同じTeam Sun Chlorellaとなれたということは、本当に光栄なことです。そして、彼があれだけの大舞台で戦っているのだから、自分はもっともっと頑張らないといけないという刺激にもなっています」

小川選手の苦闘は、もうしばらくは続くだろう。それでも彼はポジティブに、いま目の前の課題に集中してトレーニングを続けている。まずはB1リーグ復帰という自分の夢のために。そしてサポートしてくれているスタッフや周囲の人たちの期待に応えるために。さらにはコロナ禍で暗いニュースが多いなかで懸命に生きているすべての人たちに、逆境に立ち向かいチャレンジを続ける自身の姿を見てもらうことで、元気と勇気を与えられる存在となるために。