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vol.14
オレの夢は、 オレたちの夢に なった。
バスケ経験ゼロだったオーナーの挑戦が、 カンファレンス2位という結果を生み出した理由。
紅谷裕司
(KYOTO BB.EXE オーナー)

臼井隆浩
(プロバスケットボールプレイヤー/KYOTO BB.EXE)
オレの夢は、 オレたちの夢に なった 後編
2019/12/06

2020年の東京五輪で正式種目として採用されている3×3(3人制バスケットボール)。京都に本拠地を持つ唯一のプロチームであるKYOTO BBは、昨年のリーグ初参戦から着実に力をつけ、今シーズン西カンファレンスで2位という好成績をおさめる強豪チームとなった。サン・クロレラはKYOTO BBの最初のスポンサーとしてチーム結成当初からサポートをしてきた。
そこで今回は、元ボクシング選手でオーナーである紅谷裕司氏と、チームキャプテンの臼井隆浩選手にインタビュー。今シーズンの飛躍の秘訣や、大成功した平安神宮でのイベント、スクールを通じた地域貢献や、来シーズン以降への展望などを語っていただいた。

KYOTO BBの知名度を高めた平安神宮でのイベント。

──平安神宮でのイベントは大成功でした。開催にいたった経緯を教えてください。

紅谷:開催までには1年以上かかりましたね。当初は「由緒ある場所なのでボールを使った球技はNG」とか「とにかく平安神宮の前を塞ぐのは神様が通る道を塞ぐことになるから怒られる」と言われ、開催は難しいという話でした。でもぼくからしたら「蹴鞠やっとったんちゃうんか?」と思って諦めなかった(笑)。ならばと平安神宮さんに直接話を持ち込んだら「おもしろいですね。ぜひやってください」とウェルカムで、門川大作京都市長からも「平安神宮でバスケ?おもしろい。やりましょう!」と言っていただいた。その鶴の一声で、一気に開催が決まったというのが経緯です。

──イベントの周囲の評価は?

紅谷:SNSでも「いいイベントだった」という高評価がたくさん書き込まれていたのを見ました。おそらくウチのことがあんなに話題になったのは初めてかもしれないですね。一般の評価だけでなくリーグからも今年の誘致の中でもっとも優れた会場に与えられる「ベストベニュー賞」をいただきました。逆に「次はどこでやってくれるんだろう」と期待値が上がってしまったんで、それが不安ですね(笑)。

臼井:当日はめちゃくちゃ暑かったので、やってる選手は地獄でしたけどね(笑)。

紅谷:次は京都府さんが亀岡スタジアムでバスケットのイベントができる場所を用意してくれるという話をいただいています。専用コートが2面できるという話もありますので、来年は亀岡でやりたいですね。先日は丹後王国でもイベントを開催しました。3×3を通じて地域貢献になればという思いもあるので、いろんな地域でやっていくという活動にもつなげていきたいです。

子どもや地域とチームをつなぐバスケットボールスクール。

──KYOTO BBのバスケットボールスクールはどんなものですか?

紅谷:スクールといっても毎週決まった時間にやっているわけではなく、イベント的に不定期に募集をかけて、参加料をいただくかたちで開催しています。4人くらいしか来ない日もあれば、20人くらい集まる時もあります。

臼井:プロチームのスクールの多くは選手ではなくスタッフが教えているらしいのですが、ウチのスクールではぼくが教えています。やっぱりプロに教えてもらえるほうが、子どもたちもうれしいですよね。

紅谷:ストリートバスケというジャンルなので、手の届かない存在ではなく、ストリートの憧れの兄ちゃんみたいな感じで、親しみがあるほうがいいと思うんです。

臼井:いま来てくれている子の多くはまだ小学生。上手くなるのも大事だけど、まずバスケットボールを続けてもらうこと、プレイを楽しむことを重視しています。なかにはレベルの差でクラス分けしてほしいという声も出ていますが、いまはまず楽しくプレイしてもらうことを大事にしたいと思っています。

紅谷:3×3のスクールというよりはバスケのスキルを教えたうえで、KYOTO BBカップ「子どもの部」の試合でその成果を披露するかたちになっています。先日の試合で悔しくて泣いている子どもとか見てると感動して、こっちももらい泣きしそうになります。

臼井:転んで、擦りむいて、それでも泣きながらシュート打ったら、それが最後に入ったり。ぼくもそんなに感動するタイプじゃないんですけど、ひさしぶりにグッと来ました。子どもが一生懸命やっている姿はいいですよね。いい影響を受けています。

──ただ「プロが教える」というスタンスを変えずにスクールを続けるとなると選手の負担も大きくなりますよね?

臼井:そうですね。自分の練習もありますし。ただ子どもに教えることで自分が得るものも確実にあります。いまの子は「必死でがんばるのはカッコ悪い」という風潮がありますが、こないだの大会はみんなが最後までがんばってくれて、その姿が感動的でした。その姿を見てぼくも初心に返れるようなところはありますしね。

さらなる飛躍をめざして、来シーズンへの誓い。

──最下位続きの1年目と違い、今年は結果を出して、来年はさらに3×3も注目度が上がります。チームとしての今後の目標は?

紅谷:いまはとにかく臼井を中心にスティーブやシム、永吉もまた戻って来てもらって、今年戦ったメンバーでカンファレンスの優勝を勝ち取りたい。あとはプレーオフではベスト4までには入りたいですね。

臼井:正直カンファレンス優勝は難しいことではないと思います。その先にある、全国のチームや海外のチームも参加するプレーオフで結果を出したいという思いが強くあります。

──『いまのメンバー』ということにこだわる理由は?

紅谷:やっぱりチームワーク。3人制といってもチームプレイですから、新しい子がポッと入って来てもうまくいかないこともあります。いまはチームワーク、連携、技術面、精神面、どれをとってもすごくいい状態にあります。

臼井:コンスタントに結果が出ているのも、このメンバーでやっているからこそ、という意識はありますね。いまは負けないチームになったという自信を感じているので、あとは結果。オーナーが喜んでくれる結果を出すことだけです。

紅谷:2位は中途半端やから(笑)。強くなったというのなら、やっぱり1位やないと。

臼井:今年は4位ぐらいで終わっといたほうがよかったかな(爆笑)

紅谷:一気にハードルを上げすぎたな(笑)。でもおかげで「KYOTO BBは強いチーム」という認識がリーグのあいだに定着しました。そこは周囲の目を変えたという自信はありますね。

臼井:多くのチームはシーズン終了とともにいったん解散します。でもウチはずっと一緒。独自イベントをこんなにやっているチームは他にありません。だからメンバーがひとつのチームでプレイし続けています。「同じ釜の飯」じゃないですけど、一緒にごはんも食べに行く。それを見た他チームの選手から「KYOTO BBに入りたい」という声も聞きます。

──以前『KYOTO BBのみならず3×3の知名度を上げたい』とおっしゃっていました。

紅谷:平安神宮のイベント以降、こちらが提案しなくてもイベント依頼が来るようになりました。やっぱり3×3の魅力は実際に見ないとわからないところがあるので、イベントを通じて多くの人に見てもらうこと、それも注目度の高い場所でやることの重要性を感じました。いま洛西タカシマヤも定期的なイベントとして定着していますし、丹後王国でのイベントも今後は定期的にやって行きたいというお話もいただいています。

──夢がどんどん広がっていきますね。

紅谷:ルールも知らないぼくがチームつくって、最初は挨拶に行っても誰にも相手にされませんでした。困っているとき、いちばん最初にスポンサーに手を上げてくれたのがサン・クロレラさん。そこからすべてが始まっているので、本当に感謝しています。初めはひとりで夢を抱えてたけど、いつのまにかチームメンバー、会場に足を運んでくれるファン、スクールの子どもたち、それから地域の人や行政の人々、そしてスポンサーさんも一緒になって「オレたちの夢」を追っかけている。それがなにより嬉しいことです。

紅谷裕司

紅谷工務店の代表取締役社長であり、KYOTO BB.EXEのオーナーでもある。高校時代は村田諒太や山中慎介といったチャンピオンを輩出した名門・南京都高校ボクシング部でインターハイ優勝メンバーとなる。全試合オーナーが会場入りする名物オーナーとしても知られ、2019年「ベストベニュー賞」を受賞した平安神宮でのイベントにも尽力した。

臼井隆浩

ニックネームはチロ、もしくはチロリン。身長192cm 体重95kg。ポジションはフォワードで背番号は59。神戸私立村野工業高等学校出身。現在は3×3の KYOTO BB.EXEとともにストリートバスケットボールチームSAFARI にも所属。

3×3(スリー・エックス・スリー)とは

1チーム3人で行うバスケットボールで、コートサイズは5人制バスケットボールの半分。スピード感と攻防の激しさから、バスケットボールファンの間でも5人制より3×3のほうがおもしろいという声もある。コートにはD.J.チアガール、MCなどが会場を盛り上げ、アメリカのストリートカルチャーを感じさせるスポーツエンターテインメント。

KYOTO BB. EXE (キョウト・ビービー・ドット・エクゼ)

京都を本拠地とする3人制プロバスケットボールチーム。セレクター・音楽プロデューサーのThe BK Sound、トライアスロン選手の山本良介、京都αステーションDJの森夏子らがオフィシャルチームアンバサダーとして名を連ねる。

  • 京都ラウンドにて

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