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Vol.25
受け継がれる「世界」への挑戦心。俺たちが日本アイスホッケーを変える!
もう一度、アイスリンクを満員にするために。世代を超えたNHLへの挑戦

福藤豊
(アイスホッケープレーヤー /H.C.栃木日光アイスバックス)
平野裕志朗
(アイスホッケープレーヤー /横浜GRITS)

受け継がれる「世界」への挑戦心。俺たちが日本アイスホッケーを変える! 後編
2020/12/21

 日本人初のNHLプレイヤー・福藤豊と、現在NHLに一番近い男・平野裕志朗。後編では、二人が戦い続けるモチベーションがどこから生まれているのか? 日本代表で戦うことについてや、コンディショニングについてなど存分に語り合ってもらった。

「全ての誇りを懸けて」アイスホッケー日本代表への思いとは?

――2020年2月には北京冬季オリンピックの出場を懸けた3次予選の場で、二人はともに日本代表としてスロベニアと戦いました。日本代表として戦うことへの思いを聞かせてください

平野裕志朗(以下、平野):日本代表に対する想いは僕が一番強いと自負しています。だからこそあのスロベニアとの試合も勝ちたかった。「勝利」という結果を残したかったです。

福藤豊(以下、福藤):もの凄く悔しかったです、あの敗戦は。正直これから何をモチベーションにして良いか分からないくらいのショックで。

――一時はスロベニアを追い詰めてからの、逆転負けでした

福藤:その後コロナの影響もあって考える時間が多かったので、余計に思い詰めてしまって。「あの舞台に立てないのならば、このままアイスホッケーを続ける意味はあるのだろうか」、というくらいまで悩みぬいたこともあります。
でもこれからも現役を続けるあいだはチャンスがある。代表の正GKの座に居続けたいという思いもまだまだ強くありますし、他のGKから「福藤さんにはまだまだ敵わないな」と思われる存在でいなければならない、と。
それが今いる若いGKに対しての責任だとも思います。競ってポジションを奪ってこそこの位置にいるので、「この人には敵わない」と思われないと説得力がない。

平野:リーグでも代表でも毎年毎年悔しい思いがあって、「次のシーズンにはもっと上に行きたい」というモチベーションに繋がっている。そういった思いがあるからこそ、アイスホッケー選手として良い人生を歩めているのでは、とも考えます。それを逆に思い切り楽しむくらいの気持ちでこれからも戦い続けていきたい。

福藤:自分も代表に選ばれる限り、オリンピックには挑戦し続けたいと改めて思っています。「あの悔しさがあったから、今のこの舞台があるんだ」といつかは言えるように。
GKの技術は年を追うごとに向上しているという自信もあるし、メンタルもまだまだ強く持てている。裕志朗の年齢くらいのときのような「がむしゃらさ」とはまた違いますが、情熱というのは衰えていない自覚はあります。

平野:自分も含めて、日の丸に対する重みを感じて「命をかけても戦いぬくんだ」という意識の選手が代表に集まれば、もっともっと日本は世界とも互角に戦えると思います。その位置には来ています。

――そのためにもトップコンディションを維持し続けることが重要になってくる。コンディショニングや食事に関しては?

福藤:長いプロ生活でとにかく色々なことを試して、失敗も繰り返すなかから良いと思う内容を選んで今に至っているので、考え方はとてもシンプルになってきています。

平野:ウォームアップや身体のケアについて、福藤さんの取り組みは凄いのひとことです。合宿で話させていただくことも多いのですが、食事1つとっても何を食べるのか、クールダウン1つにしても実際に見せてもらって真似させていただくところから。お手本というか、参考になることばかりです。

福藤:若いころは何でも試してきましたが、今は自分に必要なストレッチだったり、トレーニングだったりを選別できるようになってきました。ただ、年齢ととともにやらなければならないことも増えてきているから、結構大変です。食事面でもそうですが、トレーニングもやっぱり昔と比べたら量はできなくなってきているし……。そうすると質にこだわらなくてはいけない。

平野:福藤さんは合宿でも、めっちゃ野菜を摂るんですよ。「そんなに食べて動けるんですか」と言うくらい食事をするんですよね。肉類はもちろん、野菜とか前菜をしっかり摂っている。海外だといろいろなご当地メニューがあるじゃないですか。それもどんどん取り入れて。

福藤:嫌いな食べ物はなくて、その土地のメニューを食べるのも好きです。日本の選手が絶対に食べないような料理も普通に食べられるので。そこが自分の強みでもありますね。

平野:でもイギリスの世界選手権の時の食事は結構ヤバかったですよね(笑)

福藤:そう。とにかく「芋!」(笑)。
芋一辺倒の炭水化物ばかりで。ウワサには聞いていたけれども、ここまでとは!そんな時でも体調を整えないといけない。体調が悪くなるとケガにも繋がりかねないですから。

平野:野菜を先に食べると消化が促進されるとよく聞きますよね。海外遠征などで栄養バランス的にどうかな?と思うときでもサン・クロレラAパウダーを食事の前に摂ることでしっかり整えられる安心感があります。このサン・クロレラAパウダーがあることでメンタルにも確実に良いですよ。

福藤:心強いよね。

――ふだんはどんな飲み方が多いですか?

福藤:1日2回くらい、サン・クロレラAパウダーを水に溶かして飲むことが多いです。あとはスナック感覚で練習後にも。練習終わりではプロテインと混ぜて飲むことが多いですね。

平野:僕も1日2回くらいです。朝は必ず飲んでいます。飲み続けていると、集中力も凄くアップしているような感じがします。

福藤:以前よりも好調を長くキープできている実感があります。体力上がっているのかな(笑)

平野:(笑)。それに僕の場合は朝が苦手だったんですが、サン・クロレラAパウダーを飲み始めてから寝起きがいい感じです。目覚まし一つでパッと起きられる。25歳で出会えて良かったです。

福藤:オレは38歳で出会ったんですけどね(笑)

二人を突き動かす原動力、「アイスホッケーへの情熱」は衰えを知らない

――2020年はコロナ禍で日程が大きく変わり、プレーできない時期もありましたがどんなことを考えて取り組んでいましたか?

平野:シーズン開始が遅れるなど影響はありましたが、逆にアイスホッケーのために何ができるか、と考える時間ができたことは大きかったです。そのなかで、アイスホッケー以外の部分でも人との繋がりを広げて色々な方向性や価値観を日本中に広げていきたいと思うようになりました。
北米の開幕が延びたので、アジアリーグに今季から新規加入した横浜グリッツと8月から11月までの短期契約をしてプレーしたのも「日本のアイスホッケー界全体を盛り上げたい」という思いからです。
横浜グリッツは、アイスホッケーでも仕事でもトップを目指して頑張るという「デュアルキャリア」を標榜したチームで、そのコンセプトを知って「これだ」と思いました。僕が参加することで話題にもなるし、プレーを通じて新しいファンに何か魅力を伝えることができる。横浜グリッツが成功すればきっと日本のアイスホッケー界が変わるという思いがありました。

福藤:確かに変わるだろうね。良いロールモデルになるかも知れない。

平野:自分がアメリカで経験してきたことやプロとしてあるべき役割についてもできることは全てチームメイトに伝えよう、という意気込みで取り組んで来ました。

福藤:僕たち日光アイスバックスも、市民の力でチームを盛り上げる元祖みたいなところがあるから、良い刺激を与え合って日本のアイスホッケー界全体を盛り上げて行けたら。
別の仕事をしながらでもトップリーグでプレーできるという選択肢が増えてくればアイスホッケー界も変わってくるはずなので、ぜひ成功して欲しい。
20年以上プレーしてきて、あとどのくらい現役で戦えるのか、ということも考えます。そんな中で、日本代表として子どもたちから「アイスホッケーの選手って格好良いな」と思ってもらえる環境づくりに力を注いでいきたいと考えています。これが、自分が現役でいる間にできる最後の仕事かなとも思います。

――それはトップランナーとしての責任感から?

福藤:ずっと戦い続けて、ここまで来ましたからね。何年先になるかは分からないけれども、最後まで全力で戦って引退したい、と思います。
日本ではマイナーと言われているスポーツですけれども、僕自身アイスホッケーに出会えて選手としてここまで戦ってこられたことを幸せに思いますので、このスポーツのために何かをしたい、ぜひ恩返しをしたいと思っています。

平野:本当に福藤さんには40歳を超えても現役を続けていて欲しい。僕は、スクールなどに参加してくれている子どもたちには必ず「いつか絶対に日本代表で一緒にやろうな」って声を掛けています。その子たちがそういう意識を持って成長してくれれば日本代表はこれからどんどん変わっていくと思いますし、そうでいてくれなければ困る。

福藤:そうやって若い選手が出てくるのは本当に楽しみだね。

平野:それこそ、僕たちがもっともっとレベルを上げて福藤さんが「もうオレは通用しないな」と思わせるくらいにしないと逆に失礼だとも思うので、そういう意識を持って挑戦をし続けていきたい、と思っています。

世界で戦うことについて熱く語ってくれた二人。
“挑戦者”のスピリットは受け継がれる。

この対談後に渡米してプレーする予定だった平野選手は、契約先のECHLシンシナティ・サイクロンズが米国での新型コロナ感染拡大の影響で今季のリーグ参戦を断念したため、今シーズンの所属チームが消滅するという事態に。
しかし、この状況にも平野選手はSNSで「もちろん歯を食いしばるような想いです……。でもやることは変わらない。(こうなったことにも)必ず意味があります。世界中を苦しめるものを乗り越え、大きなことを成し遂げられるチャンスは誰にでもある。ともに戦いましょう!」と、決して希望は捨ててはいない。
その決意が、日本のアイスホッケー界をきっと変えてくれるはずだ。

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